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食べること、それは私たちのいのちの源です。中国では食物によって取り入れる気を「水穀の気」と呼び、呼吸法と同様とても大切にしてきました。また医食同源の考え方からは、日々の正しい食生活こそ健康維持に役立つと「薬膳」が発達しました。アユーラはこの薬膳をベースに、気・血・水の流れを整える食を美容道として再構築しました。身近な食材を使って、毎日の食卓に簡単に生かせる現代の知恵。ほんの少し注意を払うことで、生きいきとした肌、からだ、心が保てるのです。
しょうがは、その豊富な薬効から、中国で古くより重宝されてきた食材です。また日本でも、保温・発汗作用があるために風邪に効くことは有名ですし、魚の臭みを消すことから、日本人にとっても欠かせない香辛料でした。五味は「辛」で、食欲の増進や消化を助け、殺菌効果にも優れています。五性は「温」。帰経は「脾・胃・肺」。
手軽にいただくには、しょうがをひとかけらすりおろし、熱湯を加えてしょうが湯にするのがおすすめです。のどの痛みや咳には、ハチミツを加えるといいでしょう。また、豆腐・そうめん・ナスなどの薬味として用いられるのは、さわやかな辛味と香りのアクセントとしてだけでなく、からだを冷やす食材との中和をはかるためもあるのです。
五味
食物を味によって「酸・苦・甘・辛・鹹(塩辛い)」の5つに分類し、
その働きをしめす薬膳の分類法。
五性
食物を「熱・温・平・涼・寒」の5つに分類し、からだを冷やすか温めるかをしめす。
帰経
食物が「肝・心・脾・肺・腎」の五臓のうち、どの臓器に影響をあたえるかをしめす。



