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食

食べること、それは私たちのいのちの源です。中国では食物によって取り入れる気を「水穀の気」と呼び、呼吸法と同様とても大切にしてきました。また医食同源の考え方からは、日々の正しい食生活こそ健康維持に役立つと「薬膳」が発達しました。アユーラはこの薬膳をベースに、気・血・水の流れを整える食を美容道として再構築しました。身近な食材を使って、毎日の食卓に簡単に生かせる現代の知恵。ほんの少し注意を払うことで、生きいきとした肌、からだ、心が保てるのです。

動画再生動画でアユーラの美容道をわかりやすく説明いたします。

薬膳料理家に聞く

肌・からだの悩みレシピ
食材物語
悩みと食カレンダー

薬膳料理家 正岡慧子先生に薬膳の観点から「食」と「肌・からだ・心」の関係について、
豊富な知識と経験をもとにわかりやすく教えていただきます。

私たちが食物の鮮度にこだわるのは、それが健康を左右するからです。薬膳(養成薬膳ともいいます)とは、自然の法則に従った正しい食で健康を維持する東洋の知恵です。日々健やかに過ごすだけでなく、ちょっとした体調の変化もまた日々の食物で整えることができるといいます。いつ、何を食べたらいいのか。長い時間をかけた人々の経験から導かれている食文化です。

薬膳とは

  • 薬食同源…「薬」と「食べもの」、根っこはひとつ。気になる所は、食べもので改善。
  • 時間と食…おなじ一日のなかでも、朝と夜ではからだに必要なものが違います。
  • 五性と季節…からだ思いの食材選びは、旬の食べものを楽しむこと。
  • 五味…バランスよく味を楽しみながら、食べもので健やかに。
  • 陰と陽…旬の食べもので、からだの陰陽バランスをととのえます。
  • 五行…自然界の法則におそわる、毎日を元気にすごすための知恵。
  • 免疫力…肺と腎・脾を強めて、風邪やアレルギーをよせつけないからだになりましょう。
  • 解毒…「肺・肝・腎」を養って、「気・血・水」のバランスをととのえましょう。
  • 七情内傷…行きすぎた感情は、からだにも悪い影響をあたえます。
  • 寒と熱…適切な食べものを選ぶために、自分の体質を知っておきましょう。
  • 「虚・実」と「補・瀉」…補う食か、取りのぞく食か、必要な食べものは体質によって異なります。

四季の薬膳

  • 春…春は「陰消陽長」の季節です。体を潤し、ほてりを取り、精神安定をはかる食べ物がおすすめ。
  • 夏…食べもののちからを借りて、からだを内側から涼しくしましょう。
  • 秋…実りの秋を味わいながら、冬をむかえるからだ作りをはじめましょう。
  • 冬…血のめぐりを良くする温・熱性の食べもので、からだを芯から温めましょう。

気・血・水

  • 気…大地に育まれた新鮮な食べものには、元気のもとがたっぷり含まれています。
  • 血…滞りなくめぐるきれいな血が、美しい肌・からだをつくります。
  • 水…人のからだの60%は水分。水の働きが気・血にも大きく作用しています。

五臓

  • 五臓とは…互いに助けあう臓器と食べものを理解して、からだの調子をととのえましょう。
  • 心(しん)…夏は心臓に負担のかかりやすい季節。無理をせず、休養をとりましょう。
  • 肺…秋は旬の味覚を楽しみながら、肺をうるおすことを心がけましょう。
  • 腎…いつまでも若々しくいるためには、「腎」を養うことが必要です。
  • 肝…「肝」がすこやかに働けば、心もからだも生きいきと元気があふれます。
  • 脾…脾は五臓の要。消化吸収機能の不調は、疲労しやすい不健康な体質をつくります。

薬膳料理家 正岡慧子(まさおか けいこ)先生プロフィール

「食べものの力はすごい」と教えてくれた中国の文化に感謝して。
一人でも多くの方が、食の力を見なおす、そんなきっかけになれればと願っています。

1941年、広島県生まれ。外資系企業に勤務した後、児童文学・童話作家としての活動をはじめる。その後、鍼灸師の免許を取得し、東洋医学・中国鍼灸の研修のため中国西安市・西安中医薬研究院に留学。帰国後、日本女子大学家政学部食物学科にて学ぶ。日本中医食養学会顧問、日本児童文芸家協会理事。著書は、実用書『薬膳ノート』(朝日新聞社)『薬膳のすすめ・三部作』(社会思想社)、児童書『ぼくのしごとはゆうびんや』『あなぐまのクリーニングやさん』(PHP研究所)ほか多数。

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