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こんにちは、ゲストさま
私たちが食物の鮮度にこだわるのは、それが健康を左右するからです。薬膳(養成薬膳ともいいます)とは、自然の法則に従った正しい食で健康を維持する東洋の知恵です。日々健やかに過ごすだけでなく、ちょっとした体調の変化もまた日々の食物で整えることができるといいます。いつ、何を食べたらいいのか。長い時間をかけた人々の経験から導かれている食文化です。
薬膳にはさまざまなルールがありますが、基本は旬をいただくこと。例えば、春に芽吹く山菜などは伸びゆくエネルギーに満ち、元気のもととなります。キュウリやトマトなどの夏野菜は、体を冷やし暑気をはらいます。秋に実る穀物や木の実は寒さにそなえ、冬の根菜類はからだを芯から温めます。このように自然の摂理にかなった旬の野菜は美味しいだけでなく、からだのバランスをも整えるのです。
気とは、からだを活性化させる生命エネルギーのことで、目には見えませんが生命活動に欠くことのできない大切なものです。その流れが順調であれば、生きいきと元気に過ごすことができますが、滞ったり不足すれば肌やからだは疲れやすくなってしまいます。
大地の栄養を十分に吸収して育った根菜や香味野菜には、自然のちからがたっぷりと蓄えられています。また、次なる成長のエネルギーに満ちた豆類は「気のめぐりをよくすると言われています。
大根・しょうが・にんにく・しそ・えんどう・ピーナッツなど
血は、からだのすみずみまで行きわたり、酸素や栄養をあたえて二酸化炭素や老廃物を運び去る働きをもっています。血の流れが滞ったり不足すれば、からだが冷えたり、顔色がわるくなります。またシミやくすみの原因にもなります。
長時間コトコト煮込んだ豆類やいも類は、からだを温めて血行を良くします。また香辛料などに含まれる辛み成分も、血行を促しからだを温める働きがあります。
里いも・小豆・しょうが・ねぎ・唐辛子・桃など
水は全身をめぐる無色の液体のことで、各組織や器官に栄養を運び、老廃物を排泄する働きがあります。水の流れが滞ると、体液の代謝がわるくなり、むくみや便秘になりがちに。老廃物の排出がスムーズに行われないと、ニキビなどの原因ともなります。
貝や海藻、みずみずしい野菜は不足した水分を補い、余分な水分や老廃物を排出して、からだの水分代謝を促すと言われています。
あさり・昆布・緑豆・レタス・白菜・鴨肉など